『#夏休みの宿題を早く終わらすコピー』ペンギンギンの審査員がそれぞれ選んだ個人賞の発表です!
審査員個人賞は、三次審査通過作品53点の中から選出されました。
密山賞
「花火に誘えなかった理由が、勇気じゃなくて宿題なんて悲しい。」(義母ちゃん)
花火に誘えなかった理由が、
勇気じゃなくて宿題なんて悲しい。#夏休みの宿題を早く終わらすコピー— 義母ちゃん (@guraguriraaaaan) July 15, 2021
密山:
ファイナリストにも「花火」を書いた作品があった。そちらもよかったが、個人としてはこちらを推した。
勇気はあったのに宿題のせいで誘えなかった。こんなにつらいことはない。切ない子ども心がうまく表現されていてたまらなく好きだ。お見事です🎉
貝渕賞
「このラスボスは、日に日に強くなる。」(へのっとる)
このラスボスは、
日に日に強くなる。#夏休みの宿題を早く終わらすコピー— へのっとる (@SurfMidi) July 8, 2021
貝渕:
より具体的なターゲット(この作品の場合ゲームをする子ども)をイメージすることで、伝わりかたは格段にあがり、明確な言葉になると思います。
ゲームを切り口にしたコピーはいくつもあったのですが、納得の切り方で子どもの心をドンピシャでキャッチする。「ラスボス」というコトバをチョイスし、それをまるで、ゲームを楽しむかのような言葉運び。宿題というラスボスを倒したくなっちゃいます。
宿題をやってるんじゃなくラスボスとバトっているのなら、それはもうゲームだ。素晴らしいコピー、ありがとうございます。
竹内賞
「いつやるの?ヒマでしょ」(黒柴ハグ(阿部))
いつやるの?ヒマでしょ#夏休みの宿題を早く終わらすコピー
— 黒柴ハグ(阿部) (@abenonakaniwa) July 15, 2021
竹内:
キャッチコピーはその名の通り「キャッチー」なものが個人的には好みですね。
今回、本格的な審査というものを初めてさせていただきましたが、たくさんのコピーを見る中で、やはり短いコピーは印象に残りやすかったです。中でも、瞬間的に意図が理解できて伝わる強さを持っているのがこのコピーだったと思います。
加えて、今回は最終的にコピーを届ける相手が子どもであるという点も意識して、既存のフレーズをモジッた覚えやすく口ずさみやすいこのコピーを個人賞として選ばせていただきました。ナイスコピー、ありがとうございました!
ローラー賞
「宿題を残したまま遊んだ。心から笑えなかった。」(羊毛めり子)
宿題を残したまま遊んだ。
心から笑えなかった。#夏休みの宿題を早く終わらすコピー— 羊毛めり子 (@merry115) July 8, 2021
ローラー:
この投稿は開始時間から1分も立たずして投稿されたもの。事前に告知していたnoteから先に考えていた作品だ。やはり本気の人は強いなと思った。
宿題をしなかった子どものリアルな気持ちが表現されているのがすごい。ローラー賞です。お見事です🎉